今シーズンのJリーグ審判はファールを取りません。2020年シーズン開幕戦の柏vs札幌を現地観戦しましたが去年と比べると顕著です。どんな方針でこうも変わったのか開幕日の2月21日に日本サッカー協会(JFA)審判委員会が公開した2020レフェリングスタンダードの動画を確認しました。
2020シーズンの判定基準「2020 レフェリング スタンダード」の映像を公開 #jfa https://t.co/qmjGSMge41
— 日本サッカー協会 (@JFA) 2020年2月21日
より具体的に明確に定義されたファール・2020年シーズンのレフェリング
動画は以下の3つのテーマに沿った内容。
- コンタクトプレーの考え方
- Jリーグの価値を高める
- 競技規則(ハンドの反則、チーム役員への警告・退場等)
ファールの基準を現代サッカーの潮流を鑑みながら試合の質の向上を目指して具体的かつ明確に再定義しておりそれ以外はノーファール、と理解しました。動画では実際のプレーシーンを使って「これはファールではない」と説明が分かりやすいです。
ファールをとらない、試合が止まらない2020年Jリーグは楽しくなる
今年からは「これはファールではない」ので昨シーズンより原則ファールは減ります。だから試合が止まらない。
私が観戦した柏戦もプレーが続く分選手たちもアグレッシブに躍動、所々ヒートアップするシーンもありながらも応援する方も熱くなれる面白い試合でした。まさにJFAが目的に掲げたフェアでタフでエキサイティングなJリーグになっています。