Googleがページ読み込み速度を意識しているのは周知の事実でこれまでもAMPを推進してきた。そしてサーチコンソールのメニューに「速度」が登場したのが確か2019年の秋ごろ。
現時点で試験運用版の注記があるけど近い将来のために早めに対応しときます。Googleのことだからいつ試験じゃなくなるか分らんよ。
Googleがサイト読み込み速度を重要視する理由
Googleは速度について以下のように記述しています。
速度が重要な理由
ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。
具体的には:ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加します。
遅いと判断されたページは、Google 検索のランキングが下がる可能性があります。
表示速度が遅いと直帰率が高くなるよ、それなのに放置してると順位下げるよ、と。
サイト運営者にとって死活問題レベルの課題を突き付けられた訳ですが確かに5Gも登場し通信インフラや通信端末を含めたユーザー環境は向上しているのにコンテンツがそれに追いついていないのは問題です。ここは真摯に受け止めて高速化に努めましょう。
PageSpeed Insights・赤点からのスタート
このブログ「らいぶろ見聞録」のPageSpeed Insights評価は最悪でこれまで何もメンテしていないから当然のこと。趣味ブログとはいえ気にしなさ過ぎたなこれは。
まずは50-89の黄色にすることが目標。「レンダリングを妨げるリソースの除外」と「サーバー応答時間の短縮(TTFB)」が効果が見込める改善項目なのでまずはこれらに着手します。
WordPressサイト読み込み速度改善に向けての具体的施策
高速化を目指した具体策は以下の通り。
- レンタルサーバー環境改善 xServerのXアクセラレータ Ver.2を適用
- WPテーマ変更 AFFINGER4PROからAFFINGER5に変更
- スマホからの流入、閲覧を意識した投稿記事にAMPページを作成
- プラグイン見直し Autoptimize適用 CSSにキャッシュ設定、IMGの遅延読み込み設定
- WEBフォントの設定を解除
まずは基本的なところからスタート、全て2020年1月26日の作業です。特に効果を期待しているのはテーマ変更で3年ほど同じテーマ(AFFINGER4PRO)を使い倒してきたから。あとはサーバのアクセラレーター設定変更が何処まで効くのか。
CSS対策は秀逸プラグイン「Autoptimize」で対処
WPプラグイン「Autoptimize」は必須です。
実は他の運営サイトには全て導入済みのこのプラグインはCSSの読み込み簡素化に威力を発揮します。CSSを集約して圧縮しキャッシュするので「レンダリングを妨げるリソースの除外」のCSSへの対策は特効薬ですよ。
WordPressテーマは新しいものがベターな理由
WPのテーマは新しいものを使うことをお勧めします。というのもGoogleの進化も然りでインターネット環境の変化は非常に速い。
仕様面、機能面ともにニーズに添ったテーマでないとコンテンツがいくら良くてもサイトが陳腐化します。そもそもWordPress自体がどんどんバージョンアップするので古いテーマだとWPの仕様成長に追いつけません。この認識は超大事です。
マネタイズを目指すなら有償テーマ
テーマは有償のものを使いましょう。作成者さんのご好意で素晴らしい無料テーマが幾つかあるのは事実ですが本気でマネタイズを目指すのなら有償テーマで取り組むべきです。
導入後のアップデートやサポートを鑑みた場合、個人が作成した無料配布テーマは不安しかありません。一方で購入(出費)することで自分を追い込みモチベーションアップにも繋がるでしょう。
WEBフォントを解除はメリットあるの?
見た目に映えるWebフォントはPageSpeed Insightsには評判悪いようです(笑)。WOFF(=Web Open Font Format)形式で読み込みしてるのにこれが駄目だと指摘されても困るんですけど試しにWebフォントを解除してみました。
読み込み速度改善対策まとめ
今回全ての実施項目がGoogleに認識、評価されるまでは少々時間が掛かる筈なので経過は改めて報告します。以上の施策は簡単なのでこれで効果がでればしめしめですけどね。